通知表の事前確認、実態調査へ…横浜市教委
読売新聞 2012年10月30日(火)16時35分配信
横浜市の市立学校で配布前の通知表の内容を保護者らに事前確認させていた問題で、市教委幹部は29日、実態調査に乗り出す意向を明らかにした。
保護者らから訂正の要望があった場合に、どう対応したかなどを把握する。調査結果を基に、事前確認の是非について今後検討する。
市教委は7月2日付の通知で、各校に「児童生徒・保護者の事前確認」を「必ず行う」ように求めたが、具体的な実施方法は各校長の判断に委ね、各校の実施状況をほとんど把握していなかった。さらに、通知表の事前確認を実施していながら、出席日数などのミスが後日判明するケースが6小中校で起きていたといい、市教委は、実態調査を進め、事前確認の効果も検証する必要があると判断した。