幼稚園児、教員に耳引っ張られ裂ける 口止め工作も―中国広東省
XINHUA.JP 2013年12月19日(木)16時14分配信
中国広東省東莞市の幼稚園に通う6歳の女児が、幼稚園教員に左耳を引っ張られ、後部が約4センチにわたって裂けるけがを負っていたことが分かった。女児によると、授業中に教員の話を無視して勝手に友達と遊んでいたため、教員に耳を引っ張られ教室の外に連れて行かれた。その際に裂けたとみられる。シンガポール紙聯合早報の電子版が19日伝えた。
女児がけがをしたのは12月13日。教員は当初、女児の母親に対して「髪をとかしてあげていたら、耳をけがしているのを発見した」と説明したが、不審に思った母親が女児を問い詰めると、教員に引っ張られたと明かした。教員は女児に対して、母親に言わないようにと口止めしていたという。
母親は、この幼稚園の授業料が高いものの、管理が行き届いていると考えて通わせていた。それにもかかわらずけがを負わされたため、園に対して医療費や慰謝料、計2万元(約34万円)を請求。さらに警察にも通報した。双方は17日までに和解したが、詳しい条件については明かさなかった。
(編集翻訳 恩田有紀)