602人分情報入りメモリー盗難 京産大付属高教員

602人分情報入りメモリー盗難 京産大付属高教員
京都新聞 2014年1月10日(金)14時59分配信

 京都産業大付属高(京都市下京区)は10日、30代の男性教員が昨年末、生徒や卒業生計602人のテスト結果など個人情報が入ったUSBメモリーを盗まれた、と発表した。
 同高によると、教員は昨年12月27日午前7時ごろ、JR京都駅のトイレにかばんを忘れて出勤。その後、かばんはあったが、USBメモリーや名刺入れなどがなくなっていた。
 メモリーには、2009〜13年度分の担当する世界史のテストの結果や成績などが入っていた。また、今春の付属中入試の問題草案の一部もあったが、採用しない措置を取った。メモリーはパスワード設定ができないタイプだった。
 同高は、生徒の個人成績を職員室外に持ち出さないよう口頭で指導していた。薦田泰生校長は「研修や指導を徹底し、再発防止に努めたい」としている。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする