福島県警本部が刑事部に新設した「捜査支援分析課」の発足式は1日、福島市の同本部で行われた。交流サイト(SNS)などで緩くつながり離合集散を繰り返す「匿名・流動型犯罪グループ(匿流)」が関与する事件の悪質化、広域化する犯罪に迅速、的確に対応する狙いがある。 容疑者の逮捕や目撃者の確保など初動捜査を担う機動捜査隊と、防犯カメラ映像などを解析する捜査支援分析室を統合し課に格上げした。客観的な物的証拠を収集・分析し、容疑者の早期摘発、犯罪立証につなげる。約70人体制で3月24日に始動した。 式では森末治本部長が「広域かつ悪質な事件により県民の平穏な生活が脅かされている。高度な専門知識と能力を遺憾なく発揮してほしい」と訓示した。渡辺修捜査支援分析課長が「先制的、効率的な捜査を強力に推進し、県民の安全安心の確保につなげる」と決意を述べた。