センター試験開始時刻を教諭誤って伝える、5人遅刻

センター試験開始時刻を教諭誤って伝える、5人遅刻
2014年1月29日 読売新聞

 宮崎県教育委員会は28日、大学入試センター試験のうち18日に行われた「地理歴史・公民」(計10科目)で、県中部にある県立高の教諭が誤って試験開始時刻を伝えたため、生徒5人が試験に約1時間遅刻し、受験できなかったと発表した。5人のうち1人は追試験を希望し、25日に受験した。残る4人は志望大学を変更するなどしたという。

 発表によると、5人は願書に10科目中2科目を受験すると登録しており、本来は午前9時5分までに入室しなければならなかった。しかし教諭が5人に事前に配った資料には、1科目を受験する場合の入室時刻(午前10時15分)しか記されていなかった。

 学校側は「確認が不十分だった」と説明。県教委学校政策課の谷口英彦課長は「生徒への影響を考慮し、追試験実施まで公表を控えていた。生徒や保護者に深くおわびしたい」と謝罪した。

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