小学校の扉で指切断、両親ら提訴 「講師側に過失」

小学校の扉で指切断、両親ら提訴 「講師側に過失」
朝日新聞 2014年2月5日05時39分

 堺市立小学校の体育館で1年生だった男子児童が扉の引き手で指を切断したのは講師が注意を怠ったからだとして、児童と両親が市に約1670万円の損害賠償を求める訴えを大阪地裁堺支部に起こした。

 訴状によると、児童は2011年1月、体育の授業が終わって体育館から出るため、鉄製の扉の引き手に指を入れて回そうとした。引き手は半円形で、開閉するとき以外は、邪魔にならないようにたたまれている。開けるときは指で手前に引き起こし、回しながら扉を押す仕組みだった。

 児童が引き手に指をかけた際、他の児童と接触。引き手が元に戻ったため、引き手と扉の間に指が挟まれ、右手の中指の先が切断された。

 児童側は「扉は重く、小学1年の児童が開けるには相当の力が必要。授業直後に36人の児童が一斉に扉へ向かった」とし、児童の様子を見守っていなかった講師側に過失があると主張している。

 堺市教委は「訴状をよく読み、対応を考えたい」としている。堺市教委施設課によると、93の市立小学校のうち3分の2ほどで同じタイプのドアを使っているが、今回のような事故はほかに起きていないという。

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