中2女子、飛び降り重傷…学校にいじめ被害訴え
読売新聞 2014年2月12日(水)9時8分配信
鹿児島市の市立中学校2年の女子生徒が1月、自宅近くの集合住宅4階から飛び降り、頭や腰の骨を折る重傷を負っていたことが11日わかった。
生徒は学校側にいじめ被害を訴えており、市教委はいじめを苦に自殺を図った可能性もあるとみて調査している。
市教委によると、生徒は3学期の始業式の日だった1月8日朝、自宅を出た直後に集合住宅から飛び降りて重傷を負い、現在、入院している。現場には「もう限界」と記されたノートの紙が残されていたという。
生徒は昨年11月下旬頃、学校生活の感想を担任教諭に報告する「生活の記録」をクラスメートに無断で見られている、と担任教諭に相談。さらに、同12月下旬、学校が行ったいじめに関する定期アンケートに「自分のことで笑われたりする」などと記していた。