課外活動中に女子生徒死亡、遺族が横浜市を提訴
カナロコ by 神奈川新聞 2014年3月17日(月)23時15分配信
横浜市戸塚区の市立南戸塚中学校2年の女子生徒=当時(13)=が昨年、課外活動参加中に脳出血で死亡したのは、教諭が適切な措置を怠ったためとして、遺族は17日までに、横浜市に慰謝料など8800万円を求める訴えを横浜地裁に起こした。
訴えによると、生徒は昨年5月、千葉県南房総市で2泊3日で行われた同校の自然教室に参加した。初日の夕方から友人に頭痛を訴え、翌朝の午前6時50分ごろには担任教諭に「頭が痛い」と相談。その後気を失ったため同7時25分ごろに救急車で病院に搬送されたが、同9時35分ごろ、脳出血のため死亡が確認された。医師の診断では、脳血管の何らかの異常から発症したという。
遺族側は、担任教諭や養護教諭は、初日夜に生徒が体調を悪化させたことを見逃したほか、当日朝に生徒が異変を訴えてからも自ら救急車を呼ぶ判断をしなかったとし、「直ちに救急車を呼んでいれば、助かった可能性は高い」と主張している。
自然教室の最中は、健康状態を申告する表を提出することになっており、生徒は亡くなった日の朝、担任教諭に相談するより前に「頭が痛い」と記して提出していたという。
原告で生徒の両親は「二度と娘と同じような対応をされる生徒がないようにしてほしい」と話している。
横浜市教育委員会は「訴状の内容を詳細に検討した上で適切に対応したい」とコメントした。