<長崎・小6自殺>いじめ確認の市教委に不信感 母親会見

<長崎・小6自殺>いじめ確認の市教委に不信感 母親会見
毎日新聞 2014年3月17日(月)18時15分配信

 長崎市立小6年の女子児童(当時11歳)が昨年7月、自宅で自殺を図り、その後死亡した問題で、女児の母親(40)が17日、同市で記者会見した。市教委が女児に対するいじめ2件を確認しながら「自殺との因果関係は不明」としていることに対し「(因果関係が)なかったとは言えない」と反論。更に、5年生の時にもいじめを受けたと担任に相談していたことなども明かし、市教委への強い不信感を示すと共に真相解明を訴えた。

 母親は会見で、女児が5年生だった昨年3月に「(友人に)虫を食べさせられた」と別の保護者から聞いたと説明。担任に相談したが「動いてもらえなかった」と述べた。

 一方、市教委は昨年9月、女児のクラスメートと、所属した課外クラブのメンバー計約50人への聞き取りなどを基に▽自殺を図る直前に修学旅行のグループ決めで仲間外れにされそうになった▽同2月に上履きを隠された−−以外にいじめの事実は確認できなかった、と発表している。

 母親ら遺族は、市教委による聞き取りについて「対象範囲を広げるべきだ」と主張し、昨年10月に4〜6年生対象のアンケートを独自に実施。今年1月には、真相究明を求める1万4494人分の署名を市教委に提出した。これを受けて同校は4〜6年生対象の聞き取り調査を改めて実施。3月末の外部専門家委で結果を報告する予定だ。【樋口岳大、小畑英介】

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