生徒の個人情報紛失 神戸市立中教諭

生徒の個人情報紛失 神戸市立中教諭
産経新聞 2010年11月3日(水)7時57分配信

 神戸市教委は2日、同市西区の市立岩岡中学校の女性教諭(25)が生徒の個人情報の入ったUSBメモリー(パソコン用記憶媒体)を紛失したと発表した。生徒170人分の名前や成績などが記録されているが、個人情報の流出は確認されていないという。

 紛失したのは、同中2年の生徒全員の個人名と1〜2学期の家庭科の定期テストの点数が入ったUSBメモリー1本。女性教諭は10月23日朝、成績処理の目的で同メモリーを職員室にある職員共用のコンピューターに接続して使用し、外すのを忘れてそのまま帰宅。3日後に思いだして同メモリーを探したが見つからず、27日に教頭に報告して紛失が発覚した。

 同校では職員の使うUSBメモリーを校長室の金庫で管理しているが、女性教諭は無断で自宅に持ち帰るなどして使用していたという。同校の浅野登士雄校長は、「ご心配をおかけして申し訳ない。再発防止につとめていく」とコメントしている。

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