埼玉・幸手の公立小で現金紛失 市教委に報告せず
産経新聞 2014.3.28 23:03
埼玉県幸手市内の市立小学校で平成23〜24年、学校が児童から集めた現金を相次いで紛失していたことが28日、幸手市教育委員会などへの取材で分かった。
同市教委によると、同校では23年12月〜24年1月ごろ、児童約40人から漢字検定の受験料として計約6万8千円を徴収。教頭が耐火書庫に現金を保管していたが同年1月、現金約4万円がなくなっていることに気付いたという。同校は教頭の不注意と判断し、校長と教頭で受験料を補(ほ)填(てん)した。
さらに同年3月、教諭が保管していた教材費の一部がなくなったが、同校は市教委に報告しなかった。同市教委は臨時の校長会を開き、再発防止に向けて指導を徹底させるとしている。