幸手の小学校で現金紛失 市教委が指導

幸手の小学校で現金紛失 市教委が指導
埼玉新聞 2014年4月1日(火)

 幸手市の市立小学校で2012年1月、児童から集めた漢字検定の受検料約4万円を紛失し、同市教育委員会は31日、臨時校長会を開いて危機管理に万全を期すよう指導した。

 市教委によると、小学校は受験料計約6万8000円を徴収したが、保管していた教頭が約4万円がなくなっているのに気付いた。

 教頭は当時の校長に相談し、管理場所が机の引き出しや書庫などと明確でなかっため、管理職の責任として校長と教頭が穴埋めしていた。

 同年3月には当時の教諭が机の中で管理していた教材費などに支払った残金数千円もなくなっていたが、教諭が「私がなくしたのかもしれない」と教頭に話したため校長には報告せず、不足分は教諭が立て替えていた。

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