公衆トイレで女性を包丁で切りつけて殺害しようとしたとして、和歌山東署は28日、住所・職業不詳の竹本幸平容疑者(37)を殺人未遂の疑いで現行犯逮捕し、発表した。竹本容疑者は容疑を認め、女性とは面識がないと供述しているという。 同署によると、竹本容疑者は同日午後2時55分ごろ、和歌山市のJR和歌山駅の駅ビル内にある女性用トイレで、女性(87)の首を包丁で切りつけて殺害しようとした疑いがある。 女性が駅前の交番に駆け込み、署員がトイレ内で刃渡り15センチの包丁を持っていた竹本容疑者を見つけた。同署は竹本容疑者が女性のあとについてトイレに入り、後ろから切りつけたとみて調べている。(榊原織和)