医師詐称の男性に109万円返還請求 兵庫・三木市

医師詐称の男性に109万円返還請求 兵庫・三木市
神戸新聞NEXT 2014年4月23日(水)21時47分配信

 神戸市西区の男性(55)が、医師免許を持たないのに医学博士や医師を名乗り講演活動などをしていた問題で、三木市は23日、2007年から7年間にわたり、男性に計49件の講師依頼をしていたと発表した。市は同日、男性と面談し、謝金として支払った計109万円の返還を求める確約書を交わした。

 市によると、07年6月〜14年3月、公民館の講座や小学校のPTA向け集会のほか、市が民間に委託した講演会などで、謝金は1回1万5千円〜6万円だった。

 市は男性と、5月2日までに全額返還するという確約書を交わし、履行されれば刑事告訴をしない方針。薮本吉秀市長は「受講した市民に対し、大変申し訳なく思っている」と謝罪した。

 また、兵庫県の外郭団体「県健康財団」も2012〜13年度の計14回、男性に講演会の講師を依頼し、約40万円を支払っていた。

 同財団は「履歴書を信用し、講師として登録していた」と話しており、近く男性と講演料返還などについて話し合うという。(中川 恵、堀内達成、岡西篤志)

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<肩書詐称>医師と称し講演、年40万円謝礼 兵庫
毎日新聞 2014年4月23日(水)6時30分配信

 兵庫県三木市などの依頼で講演活動していた神戸市西区の男性(55)が医学博士や医師などの肩書を詐称していたことが、22日分かった。男性は毎日新聞の取材に「肩書は別人のもの。多くの人に迷惑をかけた」と語った。約10年前から詐称を始め、近年は年十数回講演して年約40万円の謝礼を受け取っていたという。市は調査を開始し、今後、男性から事情を聴く方針。

 三木市によると、男性は昨年7月〜今年3月、市が公民館で開いた高齢者向け教室などで計4回講演。報酬は1回約2万円だった。数年前から講演をしていたといい、広報文に「東京大学医学部卒」「ニューヨーク州立大学博士課程修了」などと記載されていた。

 三木市のコミュニティーFM局「エフエム三木」でも、男性は2006年10月〜今年3月、「ドクター」として健康番組のパーソナリティーを務めた。今年1月、リスナーから「医師ではないのではないか」と指摘があり、男性に確認しても明確な回答がなく、3月末で番組を打ち切った。

 男性は取材に「約10年前に健康食品の講演会で知人の医師の代役を務めたのがきっかけ。その後も講演依頼があり、知人の肩書を使い続けた」と話した。さらに、男性は東京都内の私立大医学部を中退し、米国のカンザス州立大などで生物学や基礎医学を学んだが、医師免許は持っていないと説明している。【駒崎秀樹、久野洋】

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神戸のニセ医者、「灘高→東大医学部」で県財団もダマす 講演14回も
産経新聞 2014年4月23日(水)13時9分配信

 医師免許を持たない神戸市西区の男性(55)が医学博士や医師と偽り、講演活動やラジオ出演をしていた問題で、男性が兵庫県の外郭団体である公益財団法人「兵庫県健康財団」(同市兵庫区)の依頼で過去2年間で14回講演し、計約40万円の講演料を受け取っていたことが22日、関係者への取材で分かった。男性は学歴などを詐称した履歴書を提出、財団側が信用していたという。

 財団によると、第三者の推薦を受けて、平成24年6月に、県内各地で開かれる健康セミナーの講師として男性を登録した。この際、男性は財団に履歴書を提出。学歴の記入欄には進学校として有名な灘中学、灘高校(神戸市)を卒業し、東京大医学部を卒業したことなどが記載されていたという。

 その後、男性は24、25年度に講演したが、財団は内容を聞いた関係者から男性の経歴を疑う声が上がったことなどから、今年度は講師として登録を更新しなかった。財団は取材に対し「履歴書の経歴を信用して依頼した。時間を割いて講演してもらっており、講演料の返還を求めるかどうかは未定」としている。

 一方、男性に講演を依頼してきた同県三木市の北井信一郎副市長は22日の定例会見で、市が男性に対して講演料として1時間当たり1万〜1万5千円を支払っていたことを説明。北井副市長は男性から聴取することを明言し、「正直驚いている。講師の決定は担当課が決めてきた」と話した。

正確には教員ではありませんが、あえて載せました。
なお、人物についてはこちらのブログが詳しいです

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