同僚にストーカー容疑で中学教諭の男逮捕/浦和西署
埼玉新聞 2014年5月15日(木)
県警子ども女性安全対策課と浦和西署は14日、ストーカー規制法違反(つきまとい等)の疑いで、朝霞市三原1丁目、さいたま市立田島中学校教諭福田勝彦容疑者(58)を逮捕した。
逮捕容疑は4月4〜12日の間、同僚の20代の女性教諭に連続して8回にわたり、自宅に電話をかけるストーカー行為をした疑い。
同課によると、昨年12月、女性から福田容疑者から頻繁に交際を申し込まれるなどのストーカー行為について浦和西署に相談があった。同署が口頭注意や書面警告を行ったが収まらず、女性が同署に届け出た。福田容疑者は「彼女と結婚したかった」などと容疑を認めているという。
一方、さいたま市教委は14日、福田容疑者を停職1カ月の懲戒処分にしたと発表した。
市教委教職員課によると、昨年2月に女性が学校側に相談。同年12月、市教委が2回にわたり口頭で厳重注意したが、女性が異動した今年4月以降も電話をかけるなどのストーカー行為が続いていたという。
市教委教職員課の鏑木隆課長は「逮捕については事実確認ができないのでコメントできない」としている。