朝鮮学校への補助金撤回 千葉市、「地域への周知不十分」と判断
産経新聞 2014年5月20日(火)8時38分配信
「千葉朝鮮初中級学校」(千葉市花見川区)が今年2月に開催した学芸会に対して、千葉市が「地域交流行事」として最大約50万円の補助金を支給しようとした問題で、市が支給を取りやめたことが19日、分かった。市などによると、一般の地域住民への行事の周知が不十分だったことから、「補助要件を満たしていない」と判断した。
千葉市担当者によると、4月22日付の本紙報道で同校への補助金支給見込みであることが明らかになった後、市民などからの問い合わせが複数寄せられたという。その後、市が学校関係者から話を聴くなどして行事の内容を精査したところ、補助金の支給要件である「地域住民への行事の周知」が不十分だったと結論づけた。
市の説明を受けた学校側も補助金の申請を取り下げる意向を示したという。
朝鮮学校をめぐっては、教育内容などに問題があるとして全国で補助金支給の見送りが相次ぎ、千葉県内でも千葉市以外の自治体は平成24年度以降、補助金を支給していない。
こうしたなか、千葉市は25年度予算で約56万円を計上したほか、今年度予算でも同校が実施予定の地域交流行事に約50万円を予算計上しており、「補助要件を満たす交流事業が実施されれば、支援していく」としている。