スマホ遠隔操作で起訴の教諭、生徒らの携帯盗む

スマホ遠隔操作で起訴の教諭、生徒らの携帯盗む
読売新聞 2014年5月28日 19時33分配信

 元交際相手の女性のスマートフォンに「遠隔操作アプリ」をダウンロードしたとする不正指令電磁的記録供用罪などで起訴された広島県東広島市の市立中教諭・中川省志被告(43)(公判中)について、県警は28日、勤務先の学校の生徒らの携帯電話を盗んだ疑いがあるとして窃盗容疑で再逮捕した。

 発表では、中川被告は2007年9月〜13年2月の間に、勤務していた同市内の二つの中学校で、女子生徒2人と同僚教諭1人がかばんの中に入れるなどしていた携帯電話計3台(計9万円相当)を盗んだ疑い。容疑について、「今は言いたくありません」と供述しているという。

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逮捕容疑は昨年10〜12月、広島県内に住む知人女性のIDを悪用して大手旅行会社のサーバーにアクセスし、勝手にパスワードを変更したり、旅行サイトの予約状況などを閲覧したりした疑い。

 県警サイバー犯罪対策課によると、中川容疑者は「私はやっていない」と容疑を否認している。

 昨年11月、女性から「交流サイトの自分の書き込みが消されている」と県警に相談があり、捜査していた。

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