元准教授を追起訴 名古屋地検、詐欺未遂罪で
日本経済新聞 2014/5/29 2:17
名古屋地検は28日、2012年に死亡した愛知県豊橋市のコンサルタント会社社長の男性(当時40)の妻から約3868万円をだまし取ろうとしたとして、元中京学院大学准教授の久野輝夫被告(54)=自殺ほう助罪などで起訴=を詐欺未遂罪で追起訴した。
起訴状によると、久野被告は社長の死亡後の12年2月、社長の会社に未払い金や売掛金があるとする虚偽の請求書を郵送。さらに男性の妻に「未払いについて内容証明で送りました」などとメールを送り、約3868万円をだまし取ろうとしたとされる。妻は弁護士に相談するなどして請求に応じなかったため、未遂に終わった。