厚労省、東大教授を聴取 J―ADNIデータ書き換えで
朝日新聞デジタル 2014年5月28日 1時3分配信
アルツハイマー病研究の国家プロジェクト「J―ADNI(アドニ)」のデータ改ざん疑惑で、厚生労働省は27日、代表研究者の岩坪威東大教授を呼び、厚労省からデータ保全を要請されていた被験者データが書き換えられた問題について事情を聴いた。
岩坪氏はデータ書き換えを知りながら口止めを依頼するメールを送っていたことが朝日新聞の調べでわかっている。データ書き換えの経緯などについて岩坪氏から2時間近く聴取した厚労省の担当者は「今日の段階で話せることはない」と語った。今後も聴取を続け、データ改ざん疑惑に関する東大調査の信頼性を検証する構えだ。
田村憲久厚労相は27日の会見で、データ改ざん疑惑について東大に依頼していた調査の結果が納得できなければ、厚労省が再調査に乗り出す考えを示唆。茂木敏充経済産業相も同日の会見で、データの書き換えの事実を確認したことを明らかにし、全容解明を急ぐ方針を強調した。