元校長 ネットで知り合った男から買った
NHKニュース 2014年6月5日 14時14分
覚醒剤を隠し持っていたとして逮捕・起訴された、福岡県の小学校の元校長が「覚醒剤はインターネットで知り合った福岡市の男から買った。気分がよくなるものだと言われて軽い気持ちで使ってしまった」と供述していることが、捜査関係者などへの取材で分かりました。
警察はすでに別の覚醒剤事件で起訴されている福岡市の男を今後、追送検し、詳しいいきさつを捜査する方針です。
福岡県春日市の小学校の元校長、松原郁弘被告(57)は、覚醒剤およそ0.5グラムを隠し持っていたとして、先月、逮捕・起訴されました。
警察は覚醒剤を入手したいきさつを調べていますが、松原被告が「インターネットで知り合った福岡市の男から購入した。気分がよくなるものだと言われ、軽い気持ちで使ってしまった」などと供述していることが捜査関係者などへの取材で新たに分かりました。
また、「4年前の人事異動で自宅から遠い小学校へ転勤を命じられ、左遷されたと感じたのをきっかけに使うようになった」とも供述しているということです。
警察は、別の男に覚醒剤を譲り渡したとして逮捕・起訴されている、福岡市の山田恭司被告(55)が松原被告にも譲り渡したとみており、今後、追送検してさらに捜査を進める方針です。