(朝鮮日報日本語版) セクハラ:元大学教授、解任無効訴訟で敗訴
朝鮮日報日本語版 2014年6月16日 10時39分配信
ソウル中央地裁は15日までに、大学院生に対するセクハラを理由に解任された元高麗大学教授(56)が解任処分の無効確認を求め、大学側を相手取り起こした訴訟で、原告敗訴の判決を言い渡した。
問題の元教授は2012年、大学院生に「論文に多くの修正点があるのでモーテルを予約しろ」と指示したり、酒席で学生らの体を触ったりした疑いが持たれている。
騒動を受け、学校側は昨年2月、元教授を解任した。これに対し、元教授はセクハラやわいせつ行為に及んだ事実はないとして提訴した。
ソウル中央地裁は「教授の行動は性的な羞恥心または嫌悪感を感じさせるものだ。教員の本分に反する行為に及び、教員としての品位を傷つけたケースに該当し、解任処分事由に当たると認められる」と指摘した。