運動部顧問教諭、賞状破り捨てる 村山地区の中学校、県教委が戒告処分

運動部顧問教諭、賞状破り捨てる 村山地区の中学校、県教委が戒告処分
山形新聞 2014年12月26日 13時12分配信

 今年9月下旬、村山地区の中学校に勤務する50代の男性教諭が、自身が顧問を務める運動部が出場した大会で、団体戦で授与された賞状を破り捨てていたことが25日、分かった。県教育委員会は、不適切な行為として男性教諭を戒告処分とし、同日、発表した。

 県教委教職員室によると、複数の部員が競技の準備や後片付けをしっかり行わなかったことから、男性教諭は指導の一環として、授与されていた団体戦の賞状を破ったという。賞状は後日、再交付された。

 また県教委は25日、生徒の頭をたたくなどした体罰で教諭1人を戒告の懲戒処分にし、教諭ら3人を文書訓告と厳重注意の指導措置にしたと発表した。

 体罰で戒告の懲戒処分となったのは最上地区の特別支援学校に勤務する40代男性教諭で、7〜10月の間、授業中などに注意に従わない生徒3人の頭をたたいたことが6度あった。指導措置となった同じ学校の50代女性教諭は、5月と11月に授業中の行動を注意しようと、粘着テープで生徒の頭を軽くたたくなどし文書訓告。これら2件を受け、同校の50代男性校長を厳重注意とした。このほか村山地区の高校の50代男性教諭は、10月下旬、授業中の行動を注意するため生徒1人の頬をたたき、厳重注意となった。

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