厚労相「尋常でない」…群大病院立ち入り検査へ

厚労相「尋常でない」…群大病院立ち入り検査へ
読売新聞 2014年12月26日(金)14時44分配信

 群馬大学病院(前橋市)で肝臓手術を受けた多くの患者が死亡した問題について、塩崎厚生労働相は26日の閣議後の記者会見で、医療法に基づく立ち入り検査を行う方針を明らかにした。

 詳細な事実関係や安全管理体制について調べる。

 塩崎厚労相は「尋常な事態でないことは間違いない。立ち入り検査で実態を掌握し、なぜこのようなことが起きたのか、重大な問題としてしっかり見ていかなければならない」と述べた。

 群馬大病院第二外科(消化器外科)の肝臓手術では、腹腔鏡(ふくくうきょう)を使った手術で8人の患者が2011〜14年に術後4か月以内に死亡していたことが11月14日の読売新聞の報道で明らかになり、院内の調査委員会で医学的な問題の有無について調べている。

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