「魔法かけたからかわいくなった」生徒にセクハラの高校教諭に3回目の懲戒 広島
産経新聞 2015.1.9 21:53更新
広島県教育委員会は9日、女子生徒に不快な発言を繰り返しセクハラしたとして、県立高校の男性教諭(38)を停職1カ月の懲戒処分とした。教諭はこれまでにも別の女子生徒にセクハラをしたとして、2度にわたり戒告と減給の懲戒処分を受けている。
教諭は「特別な感情はなかった。軽はずみなことをした」と話しているという。
県教委によると、教諭は昨年8月ごろ、女子生徒に「僕が魔法をかけたからかわいくなった」と発言。11月には「僕と一緒に行こうか」と映画に誘った。女子生徒が副担任に相談し発覚した。
教諭は2013年7月と昨年10月に懲戒処分を受け、学校は面接や授業の観察をしていたが、11月は観察の回数が減っていたという。県教委は指導監督が不十分だとして校長を訓告処分にした。