大学キャンパスに全裸講師 なぜ?
2015年1月10日6時0分 スポーツ報知
東京・豊島区の大正大学は9日までに、同大学の男性非常勤講師(55)による公序良俗に反する不適切な行動があったことをホームページ上で発表した。大学によると、8日午後、キャンパス内で講師が全裸でいるところを発見され、同大学の職員らに保護されたという。講師は深く反省をしており、同日退職届を提出。大学側も受理した。詳細は現在調査中、としている。
午後3時ごろ 講師に一体、何があったのか…。午後の大学キャンパスで、講師が全裸になるという騒動が起きた。
大学によると、講師が発見されたのは、8日の午後3時ごろ。東京・西巣鴨にある同大学敷地内の屋外で、全裸の男性がいるとの連絡が入った。職員らが駆け付けたところ、一糸まとわぬ姿の講師が立っていたため、保護した。その際には暴れることはなく、素直に従ったという。
飲酒などせず どこで服を脱ぎ、どのような経緯で、全裸でいたのかなどは、調査中。ただ、講師は自らが担当する授業時間外だったという。飲酒や危険ドラッグの服用などは認められなかったため、警察には通報しなかった。大学側は講師について「勤務状況はまじめで、学生の対応も丁寧だった。これまで、学生などから苦情などが来たことも一度もなかった」としており、なぜこのような行為に及んだのか、疑問に感じている様子だった。
理由明かさず 講師は全裸になった理由については明らかにしていないが、深く反省。事態の重大さに責任を感じ、同日退職届を提出した。大学側もそれを受理し、学長名でホームページに「不快な思いをされた学生、来訪者、その他の本学関係者の皆様、及びこのような情報に接し不愉快な思いをされたすべての方々に対して深くお詫び申し上げます」とのコメントを掲載した。今後も原因などの調査を継続していくという。
ツイッターなどネット上では、写真付きで騒動に関する投稿が続出。中には「講師が女子学生に命令されて、全裸になり土下座した」などと説明したものもあったが、大学側は「そのような投稿があるのは把握していますが、その事実は確認できておりません」としている。