中学校長を免職 女性教諭にわいせつ行為 千葉県教委
ちばとぴ by 千葉日報 2015年4月7日 10時42分配信
千葉県教育委員会は6日、乗用車内で顔見知りの女性教諭にキスをするなどわいせつな行為をしたとして、袖ケ浦市立蔵波中学校の桜井啓一校長(59)を懲戒免職処分にした。桜井校長は県教委の聴取に「メールのやり取りで女性教諭に好意を抱いた。保護者や子どもたち、関係者に多大な迷惑を掛けて申し訳ない」と陳謝した。
県教委によると、桜井校長は2月2日午後5時40分ごろ、袖ケ浦市内の公園の駐車場に止めた乗用車の後部座席で、県内の公立学校に勤務する30代の女性教諭に抱きつき複数回キスをしたうえ、服の中に手を入れて胸を触った。県教委は桜井校長と女性教諭が知り合った経緯などは明らかにしていない。
桜井校長は1月24日ごろから女性教諭と個人的なメール交換を始め、同31日に「ドライブしないか」とメール。当日は同市内のコンビニで待ち合わせると、女性教諭を後部座席に乗せて同駐車場に向かい、自らも後部座席に移動して会話をした後に突然抱きついた。女性教諭は「怖くて拒めなかった」と話したという。
女性教諭の夫から相談を受けた夫の勤務先の校長が3月20日、県教委に連絡して発覚。同市教委によると、桜井校長は同25日、市教委に退職願を出したが保留扱いとなり、自宅謹慎していた。市教委は6日午後、蔵波中で緊急の保護者会を開き、桜井校長の行為などを説明したという。
県教委の内藤敏也教育長は6日会見で「管理監督者として重い責務がある校長の今回の行為は極めて遺憾。県民の信頼を裏切り深くおわびする」と謝罪。同日付で各市町村教委などに綱紀粛正を求める文書を出したほか、今後開かれる関係会議で不祥事根絶に向けて校長がリーダーシップを発揮するように指導を徹底するとした。