三郷特別支援学校児童暴行 「自分の手たたいた音」元教諭が証言

三郷特別支援学校児童暴行 「自分の手たたいた音」元教諭が証言
埼玉新聞 2015年4月18日 12時1分配信

 県立三郷特別支援学校に通っていた障害を抱える男児が当時の担任の女性教諭から暴行を受けたとして、児童と母親が元教諭と県を相手取り400万円の損害賠償を求めている訴訟の口頭弁論が17日、さいたま地裁(針塚遵裁判長)で開かれた。証人尋問で元教諭が証言し、「自分の手をたたいた」と児童への暴行を否定した。

 元教諭は顔をたたいたとされる暴行について問われ、「自分の手をたたいた音です。注意を向けたい時が多く、目の前で手を鳴らすことがあった」と述べた。「見飽きた。あんたたちの顔」などの暴言については「申し訳なかった」と認めた。

 児童側は暴行、暴言が行われたとされる朝の会の音声を再生。元教諭の大声の後、「パシン」という音とともに児童が泣き出した。「手を鳴らしただけで泣く理由はないのでは」と問われると、女性教諭は「びっくりして泣いたのかもしれない」と答えた。

 音声を録音した女性職員も出廷。「暴行を管理職に伝えたが状況が変わらなかったため録音した」と経緯を説明した。職員は暴行の場面を法廷で再現し、「(元教諭が)両手で両頬をたたいた」と話した。学校の対応については「(暴行を)なかったかのようにする学校に強い憤りを感じている」と述べた。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする