1720万円着服、年度末に証拠隠滅図った主幹

1720万円着服、年度末に証拠隠滅図った主幹
読売新聞 2015年04月19日 11時19分

 熊本県湯前町は16日、町の外郭団体の積立金など約1720万円を着服した町教委教育課の男性主幹(51)を、同日付で懲戒免職処分にしたと発表した。

 男性主幹が、3月に関係書類を破棄したとみられることも発覚。町は業務上横領容疑での刑事告発を検討している。

 町教委などによると、男性主幹は2007年度から同課に勤務。14年度までの間、会計を1人で担当していた「町スポーツ災害共済会」の定期預金や、近隣3町村でつくる「上球磨就学指導委員会」の預金などから計約1720万円を着服した。男性主幹は「ローン返済や、FX取引(外国為替証拠金取引)に使った」と認め、16日までに1050万円を弁済した。

 男性主幹の着服は、町が3月31日に金融機関に問い合わせて発覚したが、町などは、それまで関係機関への確認を全くしていなかった。一方で、男性主幹は「職場の自らの机にあった書類を3月30日にシュレッダーで破棄した」とも話しており、年度末を迎え、着服に関する証拠隠滅を図ったとみられる。

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