教員免許失効の講師、２か月授業…補講実施へ
読売新聞 2015年8月13日(木)8時49分配信
北九州市戸畑区の私立明治学園高（柴山恵子校長）は１２日、男性講師（４６）が４、５月、教員免許が失効していたにもかかわらず、２、３年生の国語の授業を行っていたと発表した。
講師が担当した計９３時間の授業は無効となるため、同高では今年度中に補講を実施することにしている。
発表によると、男性の免許の有効期限は２０１３年３月末だったが、更新手続きをしないまま、今年４月１日に同高に採用された。同高も有効期限の確認を怠っていた。同高が５月２１日、教員らの免許をチェックした際、失効に気づき、生徒や保護者に謝罪した。男性は「期限が切れているとは思っていなかった」と話しており、現在は事務職員として勤務しているという。