理科実験でやけど 藤沢市、850万円賠償へ
カナロコ by 神奈川新聞 2015年8月27日 7時0分配信
藤沢市立亀井野小学校で2011年11月、理科の実験中に小学4年生の女児がアルコールランプで顔などにやけどを負った事故で、市は26日、約850万円の損害賠償を支払う方針を明らかにした。9月定例市議会に関連議案を提出する。
事故は、担任の男性教諭がアルコールランプが倒れた際の消火方法を教えるとして、実演した際に発生。机を取り囲んだ女児に炎が到達した。女児にはやけどの傷跡が残り、心的外傷後ストレス障害で約半年間学校に通えなくなった。
市教委は、症状の固定を待って、昨年から保護者と示談を始めた。消火の実演は学習指導要領にも規定されていない不必要な指導内容で、市教委の吉住潤教育部長は「本来であれば消火に当たるのは教員の役割。児童にはまったく責任がなく、100パーセント教員によって起こされた事故」と賠償理由を述べた。