教員採用試験で出題ミス 県教委が発表、理科の地学で

教員採用試験で出題ミス 県教委が発表、理科の地学で
埼玉新聞 2015年8月28日(金)10時30分配信

 県教育委員会は27日、2016年度の県公立学校教員採用2次試験(高等学校)の理科の地学の問題記述に誤りがあったと発表した。県教育局教職員採用課によると、理科を受験した83人のうち4人が地学(150満点)を選択。当該問題(6点)を採点の対象から外すと、4人は144点が満点となる。150点満点に換算するために、その他の問題の合計点に144分の150を乗じたものを得点とする。合格発表は10月2日。

 誤りがあったのは噴火時におけるマグマの持つ運動エネルギーと熱エネルギーの大きさを問う文中で、計算の前提条件となる噴出物の比熱の記述に誤りがあった。採点中に採点者が誤りに気付いた。同課は「問題作成者による再確認や作成者以外の者による確認を徹底し、チェック体制を強化するなど、再発防止を図る」としている。

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