私的流用は約1500万円 学園長辞任の意向
NHKニュース 2015年9月4日 12時00分
埼玉県狭山市の学校法人の学園長が海外出張の際、カジノなどに行った費用を出張旅費から流用したとされる問題で、調査委員会は私的に流用した額はおよそ1500万円に上るとする報告書をまとめ、学園長は辞任する意向を示したことが関係者への取材で分かりました。
この問題は狭山市の一貫教育の学校などを運営する学校法人「文理佐藤学園」の創立者の長女で、佐藤仁美学園長(44)がアメリカに海外出張した際、カジノやテーマパークに行った費用を出張旅費から流用したと指摘されているもので、外部の理事などで作る調査委員会が事実関係を調べてきました。
その結果、私的に流用されていた額は過去数年間でおよそ1500万円に上ることが関係者への取材で分かりました。佐藤学園長は学園のすべての役職を辞任する意向を示しているということです。
調査委員会は学園長に対し、私的に流用した額の弁済を求めるとともに、理事長を務める父親に対しても報酬の一部返上などを求めています。文理佐藤学園は4日夕方、記者会見を開き、私的流用に関する調査結果や関係者の処分について発表することにしています。