小池 一夫(こいけ かずお、本名及び僧号:俵谷 星舟(たわらや せいしゅう)、旧名:譲(たわらや ゆずる)、1936年5月8日 – )は、日本の漫画原作者、小説家、脚本家、作詞家、作家。秋田県大仙市出身。男性、身長183cm、血液型はB型。1976年までは「小池一雄」。 大阪芸術大学キャラクター造形学科教授(学科長)、神奈川工科大学情報学部情報メディア学科教授を歴任し、現在は大阪エンタテインメントデザイン専門学校で教鞭をとっている。
以上、より。
「子連れ狼」などの劇画原作者として有名な方ですが、上記の通り大学や専門学校で教鞭をとっているので、当ブログにて取り上げることとします。
今回の記事はリンク先を全て読んでいただけると幸いです。
時系列にまとめてみます。
2007年〜2009年
これはビジネスパートナーに対する金銭問題 週刊朝日2011年の10/28号に載った記事
不朽の名作『子連れ狼』の原作者・小池一夫氏(75)が窮地に立たされている。自身の作品の著作権を「不当に譲渡した」として、刑事告訴されていたのだ。いったい何があったのか。
告訴したMANGA RAK(M社)の金田直己社長がコトの経緯を話す。
「2007年3月、突然、小池氏本人から『すべての著作権譲渡を含む後継者になってほしい』と懇願されたので、彼のこれまでの著作と今後製作する著作物の独占的利用権を数億円で取得しました。そして、小池氏を役員に入れて『小池一夫劇画村塾』(M社の前身)を設立し、小池氏のシナリオと優れた漫画家による多くの作品を世に広める活動をしようとしました。ところが、同年末から『子連れ狼』をハリウッドで映画化する準備を始めたところ、小池氏は知人のA氏と共謀して『映画化権は自分たちにある』と主張し、映画製作を妨害したのです」
複数の関係者の話を総合すると、映画化の話は07年11月ごろから開始され、米国のプロデューサー、漫画家の故・小島剛夕氏の著作権管理者なども交えて何度も交渉が重ねられた。
08年7月には小池氏も同席して「映画化権もM社にあること」が再確認された。同年12月には覚書が交わされ、いよいよ軌道に乗りそうなころ、突然、小池氏とA氏が米国の法律事務所を通して、プロデューサーに「契約の無効」を言い渡してきたのだという。
「この直前、小池氏から弊社へ『契約解除通知』が届きました。契約を無効にして、映画化権を独占しようとしたのだろうが、お金で取り戻すわけでもなく、話し合いもないまま一方的に通知だけで済ますなど非常識です。プロデューサーは当社の権利を確認したのですが、トラブルになるのを嫌って、映画化は09年春に頓挫してしまいました。小池氏は当社の役員でありながら会社に損害を与える行為は看過できず、09年12月に特別背任などで刑事告訴しました。警察にも受理されています」(金田氏)
「07年にはパチンコ機器メーカーにも『子連れ狼』含め4作品の著作権を勝手に売り、約1億7千万円を受け取ったと聞いている。本来は漫画家へも50%が支払われるべきで、『子連れ狼』で受け取った4千万円の半額を小島氏の親族へ渡すよう申し入れているが、無視されている。もちろん、今夏の映画化の話などは一切聞いていません」
小池一夫作品
株式会社MANGA RAKでは、小池一夫作品の著作権・版権を全て管理し、その利用権を保有しています。
なお、作画作家とはその権利を共有しています。
・「当社の承諾のない、小池一夫作品の商品化については当社としては一切の責任は負えません。」
・「当社の承諾のない、小池一夫作品の商品化を含む利用については、当社および作画家の権利に抵触いたしますので十分ご留意下さい。」
当社及び小池一夫は、(株)MANGA RAK と いかなる関係もなく、利用許諾関係もありません。
2009年
>日本経済新聞社は4日、先月末に始まったばかりの小池一夫さん作の劇画連載「結い 親鸞」を、第2回以降当面の間、休載にすることを決めた。4日付朝刊1面にお断り記事を掲載した。同社は「小池さんの都合による休載と言うこと以上は申し上げられない」とし、「週刊文春」(6月11日号)が、小池さんの著作権が既に複数の会社に譲渡されているとの内容の記事を掲載していることについて、「事実関係は調査中」とした。
今週号の週刊文春を調べましたところ、小池一夫氏のかかえている
著作権問題が4ページにわたって掲載されていました。
小池氏は一昨年、知人のA氏と漫画家養成塾を設立し、このA氏
に、自分の作品の使用権を有償で譲る契約を結びました。
しかし、小池氏は、これとは別に、角川書店と、過去のある作品
に関して、著作権を角川書店に譲る契約を結びました。法的には、
これは自分の作品の権利の二重譲渡に当たる、という問題を、週刊
新潮が指摘した記事でした。ご存知の方も多いでしょうが、音楽家の
小室哲哉氏の場合と、同じような問題です。
この指摘に対し、小池氏は、
「A氏との契約は破棄する旨を昨年、内容証明郵便で送ってある。
よって既に契約は無効だから、二重契約には当たらない」
と主張していますが、A氏の側は認めていません。
「もし契約を解消するなら、すでに支払った権利使用料を返済
すべきだが、全く返金していないではないか」
と言っています。
そこで、A氏は、「契約はまだ有効だ」として、今回、小池氏が
日経新聞に連載することになった「結い親鸞」について、日経側に
「使用権は私にある」
と申し入れてきて、日経はA氏の存在に気が付き、これは問題が
あるとして、急遽、連載を中止したものでした。
週刊文春6月18日号にはその辺のくだりが詳しく書いてある。事実関係は文春によるが、小室哲也よろしく著作権の二重譲渡の可能性を示唆している。この報を受け、日経側は掲載に慎重になり、小池氏側からの申し出により連載を休止したという。そのほか、小池氏は3年ほど前、大阪芸術大学にゴジラの3D映画化の企画を持ち込み1億円を出資させた(映画はいまだ未完成)などのゴシップが浮き彫りになっている。
2011年
「今年の夏、前回とは異なるハリウッド関係者と小池氏が『子連れ狼』の映画化に関する契約を結んでしまったのです。小池氏はすでに契約料を受け取ったようです。小池氏に問いただすと『していない』と否定しましたが、今年9月、また一方的に弊社との『契約解除通知』が送られてきた。小池氏とは数十年の付き合いなので、告訴の取り下げも考えていたが、何回もハリウッド関係者や漫画家などに多大な迷惑をかけていること、世界に冠たる日本の漫画・アニメ文化の著作権は正当な契約で進めることを国内外に示すためにも、引き続き警察に捜査を依頼するつもりです」(同)
つまり、自作の著作権の二重譲渡を、幾度となくやっていたんですね。
で、最近ではこの手が使えなくなり、ターゲットが生徒や弟子に移ったのか、被害者になった生徒や弟子たちが訴えを開始しています。まだまだ現在進行形で、被害者は増えているかもしれません。
デビューを果たしたいという弟子の弱みにつけこむ師匠。
80歳の老人が若い人間の夢を食い物にして生きながらえるなど、醜悪極まりない。
これが、今回小池一夫の行状をまとめた理由です。
2013年
以下、被害者のブログ
僕は、そのマンションを出るころには、K池先生のことを
「若手を育成するために心血を注ぐ巨匠」
と思い込まされていました。
そして、内弟子の約束をし、「預かり金」=お金をまずは80万振り込む約束をしたのです。
その日、「預かり証」という書面をK池先生からいただきました。
文面は後でスキャンしてここにも掲載しようと思っています。
そこにはこう書いてありました。
「3月から15万支給する」
「預かり金は本人が返却を申し出た場合すみやかに返却する」
もちろん、いわずもがなですが、全てがウソでした。
この時の僕には知る由もありません。
あの、偉大なK池一夫先生が、ウソなどつくはずがないと思っていたからです。
ましてや、「ころっと忘れていた」などという言い訳を5回も6回も重ねるとは。
その後、K池先生は電話で、
「預かり金は150万払えるなら、200万預かったのと同じようにしてあげる。支給額は15万から20万プラス経費5万つけて月額25万になるよ。これは特別だから誰にも言ってはダメだよ。嫉妬されるよ」
これを大変なご厚意だと思い込んだ僕は、まんまと150万一気に振り込んでしまいました。
この後、さらにお金を請求されることになります。
「実は僕、入会登録を済ませた翌日に小池先生から直接お電話をいただき、呼び出されたんです。行って話を聞いてみると、『内弟子にならないか?』というお誘いでした。もともと半年で10万円という受講料だったんですが、保証金を支払えば、デビューまで面倒を見てくれるというんです。その保証金も、通常200万円のところ、僕は特別に50万円でいいと。あの小池先生に『君には見込みがあるから』と言われたもので、『ぜひお願いします!』となったんですが、家に帰ってから考えてみると、ちょっとおかしいなと思いまして……。
2014年
預かり金被害者の会を立ち上げ、裁判を起こしています。
小池一夫 敗訴についてこの度、
事件記録符号が判明したので報告させて頂く。
「 平成26年(ハ)第10706号 預金返還請求事件 」である。
あろう事か、小池一夫はこの裁判で敗訴。
全く返金されないという結果に至っている。
この覚書に記載されている
「返金します」の覚書は全くの嘘だったのである!
以上、小池一夫の「著作権二重譲渡等に関する」金銭問題の情報をまとめてみました。
なお今回の記事も、当ブログの他の記事と同様、他所のサイトの情報を紹介するだけです。
ですが無料ブログの悲しさ、livedoorから「プライバシー云々」で削除要請が来れば、いつものように消去しなければなりません。
できるだけ多くの方々に見て欲しいンですけどね。
さて、今回はいつまで残るかな?