男児の裸を撮影して逮捕された変態小学校教諭と市教委の行状

男児の裸を撮影して逮捕された変態小学校教諭と市教委の行状
週刊文春 2015年12月3日 18時1分配信

 聖職者と信じて子を預けた親の気持ちはいかばかりだろう。今年5月に小学男児の裸の写真を撮影したとして警視庁に11月19日に逮捕されたのは、東京都三鷹市の市立小学校の教諭だった。その男、熊沢正通容疑者(38)。他にも10人以上が被害に遭ったとみられ、自宅からは男児の裸の写真が大量に見つかった。

 見つかったのは、単なる裸の写真ではない。警視庁担当記者が説明する。

「逮捕容疑には『児童ポルノの製造』以外に『強制わいせつ』が入っています。これは、単なる裸の撮影ではなく、ポーズを取らせていたからなのです。詳細は不明ですが、熊沢容疑者の“趣味・嗜好”が反映されているらしく、警視庁は今回、ポーズを取らせたことがわいせつな行為にあたると判断して強制わいせつでの立件にも踏み切りました」

 熊沢容疑者は小学校勤務のほかに休日、子供を集めた私塾のようなものを開いていたという。参加者は低学年の男児ばかりで、公園で遊んだり工作をしたりするなど、一見、教育熱心な教諭の課外活動にみえる。が、熊沢容疑者が熱を入れていたのは、教育ではなく、撮影だった。

「熊沢容疑者は、この私塾のような活動に参加していた男児らに自分を崇拝させ、裸の写真撮影の標的にしていたとみられます。男児らには口止めしていたようですが、常に赤い服しか着ないなど、不自然なところは親にも何となく伝わる。学校でもやたらスキンシップが多いなどの目撃情報があったらしい。最終的に被害児童の親の通報から疑惑が発覚したようです」(同前)

 実は教諭を管理すべき三鷹市の教育委員会も気付いていた。市教委には昨年、「担当していた女児を膝に乗せた」などの苦情が複数あったという。だが市教委の処分は「厳重注意」止まり。結局、情報提供の翌年度である今年度も学級担任を受け持つことになり、今回の事件が発覚した。

「情報提供があった時点できちんと調べていれば、今年5月の被害はなかったかもしれない。課外活動をきちんと把握していないのも問題です」(教育機関関係者)

 漱石の「坊ちゃん」のころは一流教育機関を出た一種の特権階級でもあった学校教諭。いまかろうじて残るのは、身内をかばう特権意識だけか。

<週刊文春2015年12月10日号『THIS WEEK 社会』より>

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