教え子の論文盗用、教授を懲戒解雇 滋賀医大

教え子の論文盗用、教授を懲戒解雇 滋賀医大
京都新聞 2016年3月9日 21時10分配信

 滋賀医科大(大津市)は9日、教え子の論文を不正に盗用、改ざんして学会誌に投稿したとして、医学部看護学科の教授を懲戒解雇した、と発表した。処分は1月28日付。
 大学によると、昨年6月、教授名で学会誌に掲載された論文が、修士課程の元大学院生が提出した修士論文と酷似しているとの匿名の指摘を受け、同8月に同大副学長や外部有識者でつくる「研究活動不正行為本調査委員会」を設置。同委が教授と元大学院生の論文を比較、検証した結果、論述や数値データの約95%が同じで、調査データの収集日が変更されていたことが判明した。
 教授は調査結果を認めた一方で処分が重いとして不服申し立てをしていたが、今月3日に棄却された。塩田浩平学長は「誠に遺憾で、再発防止に努める」とコメントした。大学側は「元大学院生に迷惑をかける」として、教授の名前や年齢、性別のほか、学会誌名を公表しなかった。

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