教科書謝礼問題 300人関与か 小中学校長4人を処分 都教委
産経新聞 2016年3月5日(土)14時18分配信
教科書会社が検定中の教科書を教員らに見せて意見を聞き、謝礼を渡していた問題で、都教育委員会は4日、現金1万円を受け取った区立小中学校の校長4人を戒告処分にした。
都教委によると、都内には同問題に関与したとされる教職員が約300人いるといい、順次処分を行う。
今回処分された4人は59〜63歳の男性。平成21〜22年、利害関係者から金品を受け取ってはならないとの規定に反し、都内の教科書会社の会議室などで、検定中の教科書を閲覧し、意見を述べた上で、謝礼の1万円を受け取った。4人とも謝礼を受け取りながら、教科書採択に向け、区教委が立ち上げる調査委員会などのメンバーを務めていた。
4人は今年度末で退職が決まっており、処分を急いだ。都教委は今後約2カ月かけ、残る教職員の調査を進める。