女子ソフト部員9人に「指導」称し暴力…大阪市立中教諭を停職3カ月

女子ソフト部員9人に「指導」称し暴力…大阪市立中教諭を停職3カ月
産経新聞 2016年4月27日 12時41分配信

 指導の一環だとして顧問を務める女子ソフトボール部の部員に日常的に暴力を繰り返していたとして、大阪市教育委員会は27日、市立中の男性教諭(26)を停職3カ月の懲戒処分とした。教諭は「勝たせてやりたいという思いが強まり、思い通りにいかないと暴力を伴う指導をするようになった」と説明している。

 市教委によると、教諭は今年2月、練習試合でミスをした女子生徒に審判用のマスクを投げつけた。身をすくめた生徒の後頭部に当たり、4針縫うけがをした。市教委はこの問題を契機に調査を開始。負傷した生徒を含む部員全9人が、平成26年7月〜今年2月ごろ、試合中のエラーや練習時の態度などを理由に、教諭から拳で顎を殴られたり平手で頬をたたかれたりするなどの暴力行為を63回受けていたことが判明した。

 市教委は管理監督責任を問い、同校の前校長(56)を戒告処分とした。

 24年の市立桜宮高のバスケットボール部主将の自殺問題を受け、市教委は教職員への研修などで体罰行為の撲滅を目指し、この教諭も研修を受けていたという。市教委は「教諭の行為は許されず、誠に申し訳ない」としている。

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