負傷児童への給付金申請65件を2年間放置 6万円分支払いも停滞…大阪市立小

負傷児童への給付金申請65件を2年間放置 6万円分支払いも停滞…大阪市立小
産経新聞 2016年4月26日 21時32分配信

 大阪市教育委員会は26日、学校で児童が負傷した際に日本スポーツ振興センターから保護者に支払われる給付金について、市立清水小学校(旭区清水)が平成26年度以降、保護者からの申請書類39人分65件を約2年間放置していたと発表した。同年4〜7月に学校の口座に振り込まれた給付金11人分約6万円も、保護者に渡さないままになっていた。

 同小は「担当者が日々の業務に追われていた」と釈明している。

 市教委によると、今年2月、市教委の調査で申請の放置が発覚。3月末に全件をセンターに申請した。さらに4月になって、支払いの停滞も判明したという。

 同小によると、申請書類の処理などは女性教諭が担当。一部の保護者から「申請はどうなったのか」と問い合わせがあったが、教諭は「もう少し時間がかかる」と説明し、そのまま放置していたという。

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