教え子らにわいせつ行為 元塾経営の男に懲役7年判決

教え子らにわいせつ行為 元塾経営の男に懲役7年判決
神戸新聞NEXT 2016年5月20日 20時14分配信

 経営していた学習塾の教え子にわいせつな行為をしたなどとして、強制わいせつと児童買春・ポルノ禁止法違反の罪に問われた兵庫県加東市掎鹿谷(はしかだに)、無職萩原美嗣被告(60)に対する判決公判が20日、神戸地裁姫路支部であった。藤原美弥子裁判官は懲役7年(求刑懲役8年)を言い渡した。

 判決によると、萩原被告は数年間にわたり、学習塾を営んでいた自宅で、当時12〜15歳の女子中学生計6人にわいせつな行為をし、ビデオカメラで撮影するなどした。

 藤原裁判官は「指導者の立場を利用し、おとなしい生徒を選んでいるやり口は巧妙で卑劣。常習的な犯行であり、自己の性欲を満たすためで酌量の余地はない」と指摘した。

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