高専教授、学生3人に無賃乗車させる…JR元町−新大阪駅間、学生が罪悪感から他の教員に相談して発覚

高専教授、学生3人に無賃乗車させる…JR元町−新大阪駅間、学生が罪悪感から他の教員に相談して発覚
産経新聞 2016.8.3 18:35更新

 富山高等専門学校でカッター部の顧問を務める商船学科の男性教授(52)が神戸市であった大会からの帰途、引率する部員の学生3人にJRの列車などで無賃乗車させていたことが3日、学校への取材で分かった。部員から運賃を預かっていたが、入場券だけを購入し、乗り越し分の運賃も渡していなかった。自身も無賃乗車していた。

 高専によると、罪悪感を抱いた部員が別の教員に相談して発覚した。教授は無賃乗車分の運賃4600円を鉄道会社に支払った。

 聞き取りに教授は「急いでいたので入場券で入り、そのまま精算するのを忘れてしまった」と説明。高専も「故意ではなかった」と判断し、懲戒処分は検討せず、石原外美校長による口頭注意にとどめた。

 4人は5月8日にあった大会から帰る際、JR元町駅(神戸市)で入場券だけを購入し、新大阪駅まで無賃乗車。新大阪―金沢間は事前に購入した乗車券と特急券を使用した。

 金沢駅で乗り換え、部員2人が夜間無人となる「あいの風とやま鉄道」の小杉駅で降りる際には、乗り越し分を渡していなかったため、無賃乗車となった。一方、教授と残る1人の部員はそれぞれ富山駅、高岡駅で降りる際にはきちんと精算をしていたという。

 富山高専は平成21年に富山市にあった富山工業高専と富山県射水市にあった富山商船高専が統合して発足。学生数は1440人。

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