元高校教諭、処分保留で釈放 滋賀、教え子男子にわいせつ容疑

元高校教諭、処分保留で釈放 滋賀、教え子男子にわいせつ容疑
京都新聞 2016年10月7日(金)21時2分配信

 大津区検は7日、教え子の男子高校生にわいせつな行為をしたとして、滋賀県青少年健全育成条例違反の疑いで逮捕された元高校教諭の男(29)を処分保留で釈放した。大津地検は理由を明らかにしていないが、捜査は継続するという。

 メールは被害者が5月に警察に事件を届け出た翌日に、母親の携帯電話に送信された。元教諭が学校法人からの処罰を受けることを示し、「警察事案となれば更(さら)に彼(元教諭)の将来の道もたたれます。彼のことを想(おも)うなら警察は避けるべきです」と書かれていた。
 母親は「謝罪の言葉もなければ、文面も非常に上から目線で腹が立つ。事件を隠そうとする学校の態度は許せない」と話している。

 少しずつ当時の状況を思い出しながら、言葉を探す18歳の男子生徒。裏切られた相手は、同じ高校の信頼していた教諭でした。滋賀県の青少年健全育成条例違反の疑いで逮捕されたのは、守山市にある立命館守山高校の元教諭・中川剛容疑者(29)です。警察によりますと中川容疑者は、今年3月28日から4月1日までの間に草津市内の自宅で2度にわたり、当時17歳だった男子生徒にわいせつな行為をした疑いがもたれています。

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