県立高2次募集 教員が出願漏れ、生徒は受験へ

県立高2次募集 教員が出願漏れ、生徒は受験へ
茨城新聞 2017年3月16日(木)

県教委は16日、県立高校入試の2次募集で、県西地区の中学校が生徒1人分の願書を提出し忘れていたと発表した。

県教委は願書の出願漏れは中学校側のミスと判断、志願した生徒の受験を認める。

県教委義務教育課によると、出願漏れがあったのは全日制の総和工高電気科を受験予定の生徒。

この生徒と面談した中学校の教員が14日に願書を作成し校内の保管庫にしまったまま、14、15日の出願期間内に受験校に提出するのを忘れた。同校教員が16日午前、保管庫に願書があるのを見つけた。

同課は「生徒本人に起因する出願漏れではないと判断し、特別に受験を認めることにした。提出を忘れた経緯をしっかり検証して、再発防止に努めたい」としている。

県立高入試の2次募集は、全日制志願者が計510人、倍率は0・37倍となった。17日に学力検査が実施される。

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