埼玉県立高校女性教諭 教員免許の期限気付かず免許失効

埼玉県立高校女性教諭 教員免許の期限気付かず免許失効
テレ玉 2017/5/19(金) 18:15配信

県教育委員会は、さいたま市内の県立高校に勤務していた30代の女性教諭が、教員免許が失効した状態で勤務を続けていたことがわかり、失職となったことを明らかにしました。

県教育局によりますと、この女性教諭はことし3月31日に教員免許の有効期限が切れて失効していたにもかかわらず勤務を続け、5月16日、高校が免許更新講習の対象者調査を進める中で免許の失効に気付いたということです。この女性教諭は免許が失効した日にさかのぼり、失職となりました。女性教諭は「期限はまだ先だと思っていた」と説明していると言うことです。

これを受け教育委員会では教員免許状の有効期限について緊急点検を実施するほか、女性教諭が勤務していた高校では、月曜日に全校集会を開き、生徒と保護者に対して説明を行うとしています。また同様の事案が全国で相次いでいるため、国の要請で教諭から免許状のコピーを提出させて期限を確認し、教育委員会でデータベース化する「所有免許状調査」を今年度から実施するとしています。

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