女児抱く写真、ひわい投稿「ストレス発散」
日本テレビ系(NNN) 2017/5/31(水) 19:37配信
東京・葛飾区内の保育園で、非常勤で保育補助を務める20代の男性が複数の女子児童の写真やひわいな書き込みをネット上に投稿していたことが発覚し、退職していたことがわかった。男性は約4年前から保育園に勤めていた。葛飾区から相談を受けた警視庁は、犯罪行為がなかったか確認しているという。
男性はツイッター上に、小学生の女子児童を抱きかかえるなどの写真を投稿していた。別の投稿には「僕だってJS4の彼女いるから」という書き込みも。「JS」とは女子小学生の意味で、小学4年生の女子児童と付き合っていることを指しているとみられる。
さらに別の投稿では、自転車のサドルに座った女児の太ももが開いている様子を下から撮影した写真があげられていたほか、「僕の彼女、キモいと言いながらベロチューしてくれる」と、性的な行為に及んだという書き込みもされている。
このほか、「保育園勤務だと卒園して小学生になった女の子が警戒感なく近寄ってくれる」といった職員の立場を悪用したかのような書き込みも見られる。
日本テレビは投稿した男性の自宅を割り出し、男性の元を訪れた。男性は当初、「何も話せない」と言っていたが、約40分後、覚悟を決めたのか、おもむろに正座をして全てを話し始めた。
「アカウントは私が使っていたアカウントで、写真も自分が撮ったものも含め(ツイッターに)あげて」
男性は女児の下半身を強調するような写真を自ら撮影したことを認め、最後には女児を抱きかかえた写真を撮影したことも認めた。
しかし、女児への性的な行為に関する書き込みについては「ストレス発散のために書き込んだ妄想だ」と話した。
今月24日、投稿を見た人から通報を受け、葛飾区が男性に事情を聞くと、男性が事実関係を認め、その日のうちに退職したという。
男性が勤めていた保育園では30日、保護者会が行われた。
保護者会に参加した保護者「全部妄想だという話だったので、親としては信じられない」
小学生の娘が男性と一緒に遊んだことがあるという女性は「うちの子は特に鬼ごっこをしたから、タッチぐらいはされたかなって。まだ子どもだから『気持ち悪いの?』みたいな感じであんまりわかっていないのが、余計ちょっと怖いですね」と話す。
葛飾区によると、男性は勤務態度は真面目で、特段問題はなかったという。
こうした事態を受け、葛飾区は今後、全職員の個別面談を実施するなど再発防止に努めるとしている。しかし、職員のプライバシーにどこまで踏み込むのかという問題もあり、対策が難しい部分もあるという。