教員わいせつ根絶目指す 大洗で茨城県教委が緊急の研修会
産経新聞 2017/10/3(火) 7:55配信
わいせつ行為や盗撮などで懲戒処分される教員が相次いだことを受け、県教育委員会は2日、大洗町磯浜町の大洗文化センターで緊急の研修会を開いた。県内市町村教委の教育長と市町村立学校長の約760人が参加し、児童や生徒が被害者となりかねないわいせつ事案の根絶に向けて、問題意識を共有した。
県教委によると、平成28年度の教員の懲戒処分は過去10年で最多の21件。そのうちわいせつ事案は8件と約4割を占め、27年度の4件から倍増している。
今年度は9月末までの懲戒処分が7件で、そのうち3件がわいせつ事案。また、9月20日にも強制わいせつ未遂の容疑で小学校の男性教諭が逮捕されている。
研修会では、県教委の小野寺俊教育長が訓示で「不祥事が立て続けに起こっていることに危機感を持ってほしい。教員個人の資質の問題ではなく、組織全体のことと受け止めるべきだ」と述べた。
その後、茨城大大学院の金丸隆太准教授が講演。臨床心理学の観点から、ストレスが引き金となりうることや、誰でも加害者になるリスクがあることなどを説明し、教員一人一人が当事者意識を持つことが大切だと訴えた。