女子生徒にキス、高校教諭免職 教員わいせつ6人目、5年で最多 千葉県教委

女子生徒にキス、高校教諭免職 教員わいせつ6人目、5年で最多 千葉県教委
千葉日報オンライン 2017/10/19(木) 9:31配信

 校外で知り合った千葉県内の高校3年の女子生徒(18)にキスなどのわいせつ行為をしたとして、千葉県教委は18日、千葉県立若松高校(千葉市若葉区)の山崎正美教諭(50)を懲戒免職処分にした。本年度、県教委がわいせつ事案で懲戒免職にした教員は6人目。ここ5年間で最多の2015年度に並んだ。

 県教委によると、山崎教諭は昨年4月〜今年4月にかけて少なくとも5回、県内のホテルなどで女子生徒にキスをしたり、わいせつ行為をした。今年8月、女子生徒から「親に知られてしまった」との連絡があったため、山崎教諭自身が校長に申告し、発覚した。

 山崎教諭は県教委の聴取に「メールやSNS(会員制交流サイト)で相談に乗っているうちに恋愛感情を抱き、わいせつ行為に至った。気持ちの弱さから多くの人に迷惑を掛けてしまった」と説明したという。

 県教委の半田徹也教育次長は記者会見で「不祥事が続き、県民の信頼に応えられず、誠に申し訳ない」と陳謝。県教委は同日、各学校に対し、改めてわいせつ事案を防ぐ研修を行って結果を報告するよう求めた。

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「相談に乗っているうちに…」「離婚してまでとは…」わいせつ行為で教諭を懲戒免職処分
チバテレ 2017/10/19(木) 10:57配信

 千葉県内の県立高校の50歳の男性教諭が県内の女子高校生にわいせつな行為をしたとして、懲戒免職処分となりました。懲戒免職となったのは、県立若松高校の山崎正美教諭(50)です。県教育委員会によりますと、男性教諭は去年3月、県内の別の高校に通う当時17歳の女子生徒と知り合いました。

 その後、男性教諭は女子生徒とのメールアドレスの交換をきっかけにドライブでのデートを重ね、ことし4月までの約1年間に少なくとも5回、ホテルでキスするなどのわいせつ行為に及んだということです。男性教諭は既婚者で相談に乗っているうちに女子生徒に恋愛感情を抱いたものの、「離婚してまでとは思っていなかった」と話していて、「反省しているの言葉では足りない。申し訳ないことをした」と話しているということです。

 今年度に県内の教職員がわいせつ行為にからんで懲戒免職となったケースは今回で6件目。2009年度以降では2015年度と並び最多となっています。県教育委員会は、各学校に対しわいせつに係る研修を行うよう指示し、その結果を報告するよう求める方針で「わいせつ・セクハラ事故の根絶に向けて指導の徹底を図る」としています。

※機種依存文字により教諭の苗字の漢字を「崎」に変更しています。

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