中学校の男女バスケ部で体罰、数年前から昨年5月

中学校の男女バスケ部で体罰、数年前から昨年5月
産経新聞 2013年2月23日(土)14時14分配信

 大阪市立東住吉中学校(東住吉区)の男子バスケットボール部顧問の男性教諭(42)と、女子バスケ部の元顧問で現在は別の中学校の男性教頭(53)が数年前から昨年5月にかけ、部員に体罰を加えていたことが23日、市教委の調査で分かった。

 市教委によると、男子バスケ部顧問は平成22年6月の練習試合で、審判役の下級生の判定を不服とした当時3年の男子部員を「態度が悪い」と5、6発平手打ちし、唇を切るけがをさせた。昨年5月にも喫煙をした別の3年男子部員を2、3発平手打ちしたという。

 また、11〜20年度まで女子バスケ部顧問を務めていた男性教頭は市教委の調査に対し、「プレーに気持ちが入っていない」などの理由で平手打ちすることがあったことを認めたという。

 卒業生の保護者を名乗る匿名の通報で発覚。市教委は今後詳しい調査を進め、懲戒処分も検討するという。

シェアする

フォローする