不適切経理900万円超 神奈川県レスリング協会

不適切経理900万円超 神奈川県レスリング協会
産経新聞 2017.12.12 12:48更新

 神奈川県は12日、県レスリング協会の選手強化費を管理していた元役員が、県体育協会からの補助金約969万円を不適切に処理していたと発表した。うち300万円は「今後の活動のため」として現金でプールされていた。

 また、テーピングや医薬品などの購入に充てたとする約466万円は支払いの事実が確認できなかったが、県は「私的流用や着服は確認されなかった」としている。

 県によると、元役員は県立高校の男性教諭(62)。県体育協会から平成23年度からの6年間で計1127万円の補助金を受け取っていた。県が9月に問題を公表した際に確認できた不適切処理額は約737万円だった。

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