傷害容疑の教諭を書類送検へ 小3児童、鎖骨折れ重傷

傷害容疑の教諭を書類送検へ 小3児童、鎖骨折れ重傷
朝日新聞デジタル 2018/2/20(火) 13:00配信

 福岡市西区の市立小学校で昨年12月、3年生の男児(9)が担任の男性教諭から暴行を受け、鎖骨が折れる重傷を負った事件で、福岡県警は20日にもこの教諭を傷害容疑で書類送検する。捜査関係者への取材でわかった。

 市教委や関係者によると、昨年12月19日午前の休み時間中、男児が宿題をしていないことに立腹した教諭が、男児の服をつかんで壁に押しつけた。男児は痛みで泣いていたが、授業を最後まで受けさせられ、合間に保健室で保冷剤で冷やす処置を受けたという。

 帰宅後に母親が病院へ連れて行き、骨折が判明。男児側から被害申告を受けた県警が捜査していた。

 学校側は1月末に保護者説明会を開いて「教諭が男児の服をつかんだ際、肩が拳と壁に挟まれて骨折した」と経緯を説明し、謝罪していた。

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