女子児童の頭を黒板に叩きつけるなど暴力行為の元教諭に執行猶予付き判決

女子児童の頭を黒板に叩きつけるなど暴力行為の元教諭に執行猶予付き判決
CBCテレビ 2018年6/28(木) 12:20配信

 去年、愛知県豊橋市の小学校で、教え子2人に体罰を加えたとして、暴力行為処罰法違反の罪に問われた元教諭に対し、名古屋地裁豊橋支部は、執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。

 判決などによりますと、豊橋市立岩西小学校の元教諭 深谷勝義被告(43)は、去年10月、教え子で、当時2年生の女子児童の髪の毛をつかんで頭を黒板に複数回叩きつけたほか、男子児童に対しても、定規で頭を叩いた暴力行為処罰法違反の罪に問われていました。

 28日、名古屋地裁豊橋支部で開かれた判決公判で、明日利佳裁判官は、「怒りの感情に任せて暴行を加えたのは身勝手で理不尽な犯行」などと指摘したうえで、「事実を認めて反省し、既に教育現場から退いている」などとして、深谷被告に、懲役1年、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。

2012年6月26日
愛知県豊橋市立の小学校でフィリピン籍の4年生女子児童(9)にペン先で児童の左腕を14回ほど突いて軽傷を負わせる。

2015年10月
愛知県豊橋市立岩西小学校で小学5年生の男子生徒の手首を骨折させる。

2017年10月
愛知県豊橋市立岩西小学校で2年生女子児童の後頭部を持ち、複数回、黒板に額をぶつける。
この女児を含む計9人の児童に、定規で頭をたたいたり頬をつねったりする体罰を繰り返し、口止めもしていた。

2018年5月
名古屋地検豊橋支部が在宅起訴

2018年6月
懲役1年、執行猶予3年の有罪判決

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